耳はお飾り

反訳技術者スタッフ

メディアJの反訳技術者人材登録

反訳技術者スタッフ Kです。
メディアJへの 反訳技術者 登録は、友達の紹介でした。
私はブラインドタッチも速いから、会話を文字に起こすなんて、すぐできるだろうと思っていましたけれど、全然甘かったです。

反訳技術者スタッフ 技術者は甘くない

自分では、ちゃんと書き起こしたつもりでも、先輩や社長の原稿を見ると、私の原稿は赤ペンだらけ。みんな、どんな耳をしてるんだろう。
みんな、耳の数は2つなんですか!?(笑)
でも、社長がよく言われるように、【聞き直しは耳でするものではなくて、意味を考えなさい】っていうことからすると、
耳が2つでも、3つでも、意味を理解できなければ、耳はただのお飾りなんですよね(笑)

テープ起こしを始めた最初の頃は、聞こえない言葉にぶつかると慌てて何度も聞き返し。
でも、やっぱり分からないと、落ち込んでしまって、立ち止まる時間が長かった。

そんな私も今は

結構図太くなり、「何とかなるさ」みたいな感じで、どんどんやり過ごしていく。
すると、最後ぐらいになって、その部分の言葉が、ふっと分かることがあったりする。
そして、それによって、ほかのどうしても分からなかった言葉がパズルを解くように
何カ所も分かってきたときの嬉しさ。ぱっと気分が明るくなる。

それがテープ起こしの仕事をしているときの醍醐味かもしれない。

知らない言葉は聞こえない

2年間の速記学校で、先生が、とにかく、事あるごとに言われた言葉があります。
「知らない言葉は聞こえない」です。

朝から晩まで反訳作業に携わる私はそれを痛感しています。

普段、テレビを見たり、ラジオを聴いたり、新聞を見たり、そして、
友だちとの会話の中でも、ものすごく言葉に敏感になっています。

特に、自分の知らない事に関しては、ネットで、くまなく調べたり、
恥ずかしさを捨てて聞くように心掛けています。

そんなことの積み重ねが、
この反訳作業につながっていけばいいなと思っています。

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