1人1人の能力の高さが求められる文字起こしのプロ
こんにちは、文字起こし専門メディアJスタッフです。最近、AIの急激な発達に伴い翻訳ツールなどが簡単に利用出来る様になってきていますね。
翻訳とは異なりますが、文字起こし(以前はテープ起こしと言われていました。)も自動音声起こしのソフトもちらほら出てきています。
文字起こしのAIアプリをいくつか紹介します。 Otter.ai Otter.aiは、自動音声認識技術を活用して、音声を文字に変換することができるAIアプリです。英語と日本語に対応しており、音声ファイルをアップロードすることで、自動的に文字起こしを行います。また、複数人での会話を識別することも可能で、音声のスピードやトーン、アクセントに合わせて文字起こしを行うことができます。また、プランによっては、オーディオファイルを自動翻訳する機能も提供しています。 Trint Trintは、音声をテキストに変換することができるAIアプリです。さまざまな言語に対応しており、音声ファイルをアップロードするだけで、高い精度で自動文字起こしができます。また、編集機能が充実しており、テキスト上で音声を再生することができるため、聞き取り間違いの修正や編集作業を迅速に行うことができます。ビジネスやメディア、法律分野など、さまざまな分野で利用されています。 Rev Revは、自動音声認識技術を活用した音声からテキストに変換するAIアプリです。高い精度で自動文字起こしが行われ、編集やタグ付け、翻訳などの機能も提供されています。また、急ぎの場合には、24時間以内に文字起こしを行うエクスプレスサービスも提供しています。さまざまな業界で利用されており、法律文書や会議の記録、インタビューの文字起こしなどに活用されています。 上記のAIアプリは、いずれも高い精度で自動文字起こしが可能であり、多くの人々から利用されています。ただし、自動音声認識技術はまだ限界があるため、精度が完全ではない場合もあります。
私が所属しているメディアJという会社は、文字起こしを専門に行っている会社です。
私は、この会社の専属スタッフとなってから3年ほどになりますが、パソコンの前に座らない日は無いほどありとあらゆる企業様から文字起こしの業務のご依頼があります。
特に最近多いのがテレビ局や大手の広告代理店様経由の文字起こしです。
私が個人的に文字起こしをしていた頃は、業界でいう下請けの様な存在で仕事をしていました。
音源を元請け会社からいただき、それを1週間位の時間をかけて文字起こしをします。そして、起こした原稿を元請け会社のスタッフが手直ししてご依頼いただいた会社様に納品するという流れでした。
今、メディアJで専属スタッフとして文字起こしをしていますが、作業時間が長くて1日、急ぎの場合、5時間程度で文字を起こし、社長自らが原稿のチェックをして企業様に納品しています。
以前は、作業の一コマの感覚でしたが、メディアJは、1人1人の能力の高さが求められていて、まさしく【文字起こしのプロ】といった立ち位置です。
音声や動画などの言葉を一字一句正確に書き起こす専門家=文字起こしのプロのことです。
私が携わっている仕事は裏方の仕事ですが、世の中にはなくてはならない仕事だと自負しています。
テレビ番組やニュース番組、また、雑誌などのインタビューやあらゆる企業が行う会議、有名人の講演会、またはビジネスの取引でのやり取りなど多くの場面で必要不可欠な作業です。
メディアJの社長が、【文字起こしのプロなんだから責任重大よ。だけどそれだけ世の中から必要とされているのよ】と口癖の様に私達スタッフに言ってきます。
高いタイピングスキルと聴覚や言語能力が必要で、専門用語や地域の方言、アクセントにも精通していなくてはなりません。音声を聞いてその現場が思い浮かぶ様になれば1人前らしいです。
文字起こしは、聴覚障がい者や、他国の言語を話す人々、またはビデオの字幕が必要な場合にも利用されています。
これまでメディアJが携わってきた文字起こし作業を社長に尋ねたことがありますが、本当にびっくりする内容でした。
例えば、皆さん誰もが知っているテニスの女王、スケートの金メダリスト、陸上100メートル世界記録保持者、将棋の名人などスポーツ関連のインタビューだけでもワクワクしてしまいます。(私も生の声を文字起こししたかったです。)
また、数々の裁判法廷の記録になる音声や医療先端分野での重要会議、そして米国のシリコンバレーに在るAI技術に関する重要会議など、本当にびっくりする内容ばかりです。
文字起こしのプロとして、メディアJの専属スタッフとして活躍しつづける為には、日々新たな時事問題や一般常識を身につけつづけなくてはと思います。
前述の通り、AIによる音声認識の文字起こしが普及してきておりますが、ケバ取りや成文などまだまた、人の力を借りなくてはならない業界だと考えています。
メディアJスタッフより