コロナ禍になって3年が経とうとしています。
テレワークや宅配サービスが台頭してくるなど、これまでのライフワークとは異なる日常生活に変わってしまったと日々感じるところです。
多種多様のテレワークがある中、私たちメディアJが主な業務としている【テープ起こし】の現状について説明しますと、二極化が進んでいる様に感じます。
テープ起こしの歴史
テープ起こしは、名前の由来の通り、録音媒体がテープ時代に遡りますので、おおよそ戦前戦後あたりからになります。
当時は、議会や公の記録を取る為の速記が主流で、膨大な量の音声や音声を正確に記録する為に、テープに記録した音声を聞きとりながら文字化する作業が中心でした。
時代と共にアナログからデジタル化が進んでいくと、より膨大で正確かつスピードを求められる時代に入り、テープ起こしの最盛期が訪れます。
今から30年程前元号が平成になった頃、私どもメディアJの安原代表がこの業界に足を踏み入れた時代です。
安原代表から当時の話を聞いてみると、需要と供給のバランスが崩れ、『自宅でも出来る仕事、好きな時間に出来る仕事』をキャッチフレーズに、テープ起こし会社が、【反訳者育成講座】といった反訳者を育成するようになりました。
その一方で、反訳業をする為に必要な、パソコンやスピーカー、印刷機などを売り付ける、『サイドビジネス商法』といった、テープ起こし業界としては、何とも言い難いネーミングが出てきた事もありました。
元号も令和になり、殆どの方がパソコンやスマホを使い、印刷機も所有しているこの時代、『簡単に副業出来る仕事=テープ起こし』の様にキーワードだけが1人歩きし、私どものメディアJにも『テープ起こし(文字起こし)のスタッフ募集をしていませんか?』といった問い合わせがほぼ毎日あります。
しかし、残念ながらテープ起こしは簡単ではありません。
AI(人工知能)起こしの登場
AI起こしという文字起こしの手法も出てきてはいますが、AI起こしのみの文字起こしは、誤字脱字が多く、そのままテロップや印刷物にしてしまった後、大きな問題になっているテレビ局や出版社もあります。
また、新人スタッフが文字起こし作業をした後、熟練の反訳スタッフが確認しなければ、成果物として納品出来ません。
これが、かなり大変で、本音を言いますと熟練スタッフのみで文字起こしをした方が正確で納品スピードも上がります。この場合でもメディアJでは、熟練スタッフ同士でダブルチェックを相互に行われています。
まとめ:テープ起こしの業界の現状
結論になりますが、テープ起こし業界の現状は、納品精度の高い会社と誤字脱字や●印(反訳出来ない場合の業界での記号を指します。)の多い会社に分かれています。
文字起こしの依頼をするテレビ局や出版社は、上記の様なリスクを回避する為に、決まった反訳会社にリピートする傾向が強くなっているように感じます。
私どもメディアJは、精度の高い納品をすれば、自ずとクライアント様からリピートしていただけると考え、現在に至っております。
(良い意味で、24時間365日、反訳作業に追われております。)
これもひとえに皆さまのおかげです。
これからも『文字起こし業界のパイオニア』として、日々精進してまいります。
メディアJ スタッフ一同 文責大久保
24時間365日対応で文字起こし作業を行なっております。
テープ起こしのご相談・納期などのお問い合わせは、下記URL『メディアJ』もしくは、フリーダイヤル『0120-29-3351 フクミミコイ』までお問合せください。
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