急速な技術革新により、セキュリティも従来のカメラを使用した顔認証や指紋認証が標準になりつつある昨今、
当該技術では100パーセント見破られる、突破されるケースが増えており、既に欠点があると指摘されている。
その中で次世代のセキュリティとして注目されているのが【耳認証】である。
この耳認証はカメラ使用の認証を上回る認証として期待されている。
人間の耳は、鼓膜や耳の形によって個人差があるが、
近未来には、スマホとイヤホンで銀行での認証が可能になる。
字幕メガネの開発も既に完成し、メガネの中に情報が入り、見ればわかるというもの、
字幕以外に拡大利用できると期待されている。
上記はいずれも聞こえない音、2万ヘルツ以上の音を利用している。
人間の可聴域は平均2万ヘルツ、ある小学生は3万ヘルツ以上の音が聞えたケースもある。
しかし、実用化にはまだ問題もある。
例えは、 一部の人には大きい音に聞こえて害になる音、生理的な影響など。
今後、臨床試験などを重ねながら実用化されていくと思われる。
聞こえない低周波についても防災関連での応用が期待されている。
例えば、気象の避難勧告で竜巻のインフラサウンドの発生をとらえる
特殊なアンテナを張ったマイクを用いて20ヘルツ以下のインフラサウンドを集音する。
その4分後に竜巻が来たデータもある。
インフラサウンドをいち早く察知すれば竜巻の予測、
その場所の特定、警報の精度が上がって人命が助かるというもの。
日本でも南海トラフの津波、雪崩など、研究が進んでいる。
聞こえない音による技術革新、アイデアの 反面、
不快に思う、聞こえる人もいるので、そこが課題である。
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メディアJは、これまで音【音声】を可視化【文字化】することをしてきましたが、
今回の番組を見て、音には、まだまだ謎の部分が多く、奥行きがあることを痛感しました。
【音】という仕事をしていることに何か嬉しさを感じながら、
急ぎ文字起こし作業をしています。
「未開の境地! 聞こえない音の最新技術」 NHK番組サイエンスZEROより引用
https://www4.nhk.or.jp/zero/x/2020-04-12/31/9938/2136745/
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