テープ起こしの職場から
在宅ワークのお仕事 といっても専ら私はテープ起こしの反訳のお仕事になりますが、時々書き起こし作業をしながら、私にとっての理想の仕事場って何だろうと思ったことがあります。
書き起こし作業の必需品であるパソコンや周辺機器があって、長時間座っていられる、そして周りの音や雰囲気に気を取られない落ち着いた場所、仕事に集中できる空間。
その理想の場所についてふと気付いたのは、ネットカフェに行ったときのことでした。とても広いとは言えない個室ですが、割と真っ暗でパソコンとマットが敷かれている、こじんまりとした空間。ただし、何時間もこもっていられる落ち着いた空間。「ここだ!」と思いました。
在宅ワークのお仕事 テープ起こし
「そうだ、この空間を自宅に再現してみればいいんじゃないか。」そう思い、そこで私は何度かネットカフェに通うことにしました。
ネットカフェに置いてある物やパソコンの設置の仕方、マットなどいろいろな工夫について観察し、狭い自宅に同じ空間をつ くろうと思いました。
自宅の私の部屋でもネットカフェのような小さな空間なら再現できます。そして、パソコンチェアのような立派なものが置けるほどの余裕はありませんが、ネットカフェには「フラットシート」という部屋があり、そこなら同じような空間が再現できます。
ネットカフェのデザインを考えながら自宅に同じような空間をつくる。
パソコンの設置の仕方は? ローデスクのサイズは? デスクの上は? 背もたれは? いろいろ見よう見まねをして、やっと理想の仕事部屋が手に入りました。今は狭い家でも快適に仕事ができる環境ができました。工夫のヒントというのはいろいろなところに転がっているんだなと思いました。
いつもメディアJの社長が言われる「音声を同じ方向から聞くのではなく、音声の現場の情景を思い浮かべて、書き起こすという柔軟な頭、耳‥‥」今回、理想の職場が出来たのもそういった柔軟な発想が出来るようになったからかなぁって少し成長した私自身を褒めつつ、
今日も理想の職場で、急ぎの反訳作業をしているスタッフKでした。