「比叡山延暦寺」を探訪
2021/2/5記事更新 メディアJスタッフM
比叡山延暦寺
NHK大河ドラマ「麒麟がくる」の舞台、滋賀県大津市坂本。そこからケーブルカーで山頂に登ると「比叡山延暦寺」があります。
世界遺産にも登録された比叡山延暦寺ですが、実は意外と詳しいことは知らないという人が多いかもしれません。
かく言う私も「比叡山といえば 織田 信長 に命じられて、麒麟がくるの主人公 明智 光秀 が焼き討ちをした寺」としか答えられず、実際に延暦寺に行ったことのない人にとっては、残念ながらまだまだ馴染みの浅い場所のようです。
比叡山延暦寺 とは
延暦寺は、京都と滋賀にそびえ立つ湖南アルプス山系から南に位置します。ケーブルカーで山頂に登っていく時に見る窓越しの景色は素晴らしく、これからの紅葉のシーズンは得に素晴らしい景色が望めます。そういった素晴らしい環境で、貴重な史跡がたくさんある魅力的な場所なのに、それではとってももったいないと思います。
そもそも、延暦寺、延暦寺と言いますが、実は、延暦寺というお寺は存在しません。
比叡山の山頂にある3つのエリアの総称を延暦寺と呼ぶのです。私も初めて知ったときは、とても驚きました。
つまり、延暦寺といっても、とても広いので、しっかりと計画を立てていかないと、満足に観光をすることはできません。
ゆっくり見て回るのに一日でも回りきれるかどうか……。
そこで、やはり押さえておきたいのは、比叡山全体の本堂である「根本中堂」がある東塔です。
ここにある「国宝殿」は、多くの宝物が展示されているので、比叡山に訪れたのなら必ず見学しておきたい場所の一つです。
私は、反訳業務として一文字一文字を打つ文字起こしの仕事をしてしますが、こういった歴史を感じる場所を訪れると外部との繋がりを生で感じることが出来リフレッシュも出来ますね。
比叡山延暦寺の建築
仏教建築は、その時代、時代によって様式などが形づくられています。世界的に見ても延暦寺の様に複雑な木造建築が数多く残っているのは珍しく世界遺産に認定されている大きな理由たど思います。
延暦寺には、1日では到底まわれない位、たくさんのお寺がありますので、そのお寺が築造された年代と有名な建築様式調べておくだけで、とても楽しみながらお寺を見学することができますよ。
柱や梁や壁の造り方も、年代や様式で結構スタイルが違うものです。知識をつけて見学すれば、今まで見えなかったお寺の魅力を発見できるかもしれませんよ。
数百年以上前に造られた建物がそこにあって、もしかしたらその当時にいた人々と同じ景色を見ているかもしれない奇跡。
先人が伝えたいと思って大切に残してくれた文化や伝統にじっくりと触れてみるのも素敵だと思いませんか?