反訳という仕事

反訳という仕事

反訳という仕事について

反訳という仕事 私は、「反訳」という仕事を始めて、そう長く経験はありませんが、日々感じていることを書き留めてみたいと思います。

現在、自宅でパソコンやメールを通して、メディアJとやり取りをさせていただいています。
反訳の仕事は、簡単に説明すれば、「音声を文字にする」というものになります。
いわゆる在宅ワークになります。
在宅ワークというと、昔のテレビドラマのような内職のようなイメージを持つ方もいらっしゃるかもしれません。

実際、当初は私も「音声を文字にすれば良いだけ。時間がある時にすれば良い。日頃聞いている言葉を文字にする。」と簡単な気持ちで反訳の仕事に応募しました。

反訳という仕事 応募から挑戦

メディアJでスタッフに応募して直ぐに社長からお電話とメールをいただき、音声をいただいたのですが10分の音声書き起こしが、3時間以上かかり
出来上がった反訳の成果物をメディアJ社長にチェックしてもらったところ、赤字の訂正だらけでした。

反訳スタッフとなって3年になり、私の後に入ってきたスタッフさんが書き起こした原稿のダブルチェックなどをさせていただくまで成長させていただきました。
新しく入ってきたスタッフさんとメールでやり取りする時、「ちょっと片手間に、自分の空いている時間にというわけにはいかないですよ。」と必ず言うようにしています。

反訳は頭をフル回転!

反訳作業は、手と耳と頭がフル回転し、なかなか肉体労働に近いものがありますが、やり切って成果物として形になったときは充足感があります。知らない言葉がたくさんありこの反訳という仕事を通じて日々勉強させていただいていると感謝しています。
また、 原則1 人で作業をするのですが、在宅ワークで陥る孤独感は感じません。
メールや電話で、助言や励ましをいただけるところがうれしく、社長のお人柄に惹かれているスタッフも多いのではないでしょうか。

原稿の締め切り時間は、案件によりまちまちですが、私はこの仕事をするようになって、朝早く起きて仕事を始めることもありますし、夏は爽やかで時間を有効に使えます。通勤して働いているよりも、時間の使い方の難しさを感じていますが、時間を配分するという習慣が身に付いたのは収穫です。
 
音源を文字に起こしている過程で、自分自身の興味を引いたり、知らなかったことや、疑問に思っていたことがわかったり、日々発見があります。ただ全て守秘義務がありますので、自分の心のうちにしまっておくことになりますが、起こしの原稿が形になった後は、それが人々を楽しませるものであったり、人生を左右するものであったりすることは確かで、音源として私の手元に届くまでにも様々な過程があることを、忘れないよういしないといけないなと思っています。でもやはり、自分の趣味の分野の案件がきたときは、文字に起こしながらも前のめりになっていたりします。

手作業で文字へ起こし

 音声を聞いて、手作業で文字へ起こしていくというのは、近年では自動で文字化できるシステムもあると思いますが、 iPhone の Siri に話しかけても、あまり通じないのと一緒のような気がします。漢字一つとっても、「とる」には「取る「撮る」「採る」など主体と場面によって、人間の判断が必要だからです。「反訳という仕事は究極のアナログ作業」かもしれません。どんなに技術が進んでも、こういった反訳という作業は最後まで残っていくと確信しています
「反訳=文字起こし」といった仕事があること自体、ご存じない方がほとんどだと思いますが、私は メディアJを通じてこの【反訳】という仕事を勉強させていただきながら、やりがいを持ってやらせていただいています。




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