様々なケバ取り解説
反訳の様々なケバ取り とは?
反訳技術者スタッフYです。
メディアJで反訳技術者スタッフとして働くようになってもうすぐ2年、パソコンに向かう時間が増えるにつれ外出時間が極端に減りましたが、それに反比例するように自分の世界が広がっていくのを感じます!
守秘義務があるので内容は誰にも話せませんが、反訳のお仕事を通して知的好奇心が刺激されていると思います。
反訳の様々なケバ取り ケバ取りにもいろいろあるんです!
メディアJのテープ起こしサービスには、
- 素起こし
- ケバ取り(標準起こし)
- 整文
- 要約
の4つの起こし方があります。
素起こし
音声の一字一句をそのまま書き起こすので、どこに依頼しても各社ほぼ同じ仕上がりになると思います。
ケバ取りは
内容には関係ないことばをケバとして省いて書き起こします。内容に関係ないことばとは、「あー、えー、まぁ。~ですね、例えば、いわゆる」など、言いくせ、言い間違い、重複等です。
ケバ取りは、読みやすい原稿に仕上がるので最もご依頼の多い書き起こしです。
メディアJでは、お客様の用途に合わせてケバの省き加減を少し変えています。
反訳の様々なケバ取り 「疑問形?」と「疑問形。」の使い分け
番組やインタビュー:原則「?」を使います。
会議や裁判:原則「。」但し、?を付けなければ疑問形であることが分からない場合は「?」を付けます。
「疑問形?」はやわらかい印象、
「疑問形。」は堅い印象になりますね。
ケバを敢えて残すことも
番組やインタビュー:くどくならない程度にバランスを見ながら、言いくせや相槌をほどよく残します。
会議:原則ケバとして省きます。
こちらも、ケバをほどよく残すとやわらかい印象、すべて省くときっちりした印象になりますね。
納品原稿を見比べてみないとなかなか気付かないのですが、細やかな作業で用途に合ったニュアンス付けを行っているのです。
私は、反訳技術者スタッフ経験がまだ浅いので、素起こしとケバ取りを担当しており、高い編集力が必要とされる整文や要約は未知の世界です!
整文や要約は先輩スタッフさんの腕の見せどころ、メディアJらしいこだわりがきっとあると思います。
起こし方は、メディアJホームページの「ご注文手引き」の中で詳しく説明しています。ご興味のある方、ぜひご一読ください!