たかが文字の書き起こし、されど文字の書き起こし「プロの反訳者として」

プロの反訳者

プロの反訳者とは

プロの反訳者 について、たかが文字の書き起こし、されど文字の書き起こし「プロの反訳者として」

音を文字に書き起こすのに、ただのベタ打ちでいいと思っている、反訳会社さんが以外に多くあります。

先日もとあるお客様から

お客様
反訳業者さんにお願いした納品原稿を受け取ったんですが、●(書き起こし作業の際に聞き取れない部分に記しをする際に使用する記号)が多くて、こんなに●が多いものでしょうか?

との問合わせ、ご相談がありました。

悩んでおられるクライアント様から、「これを直してほしいのですが」とか、

お客様
他の反訳会社さんが書き起こししていただいた文章ですが、私がその録音されている内容を聞いても反訳会社さんが書き起こしてくれた文章とは異なる。これじゃ、反訳をお金を出してお願いした意味が無い。再度費用をかけるようになってでも、メディアJさんにお願いしたい。

といったご相談もよく頂戴します。

プロの反訳者 は、案件毎の意味合いをしっかりと認識

私が、よく新任のスタッフに反訳作業をしてもらう際にお教えする事ですが、「今、目先で聞こえている音を書き起こしするのではなく、この音声は何の案件なのか。そして、自らか当事者となって書き起こしをする。

すなわち案件毎の意味合いをしっかりと認識して聴く(単なる聞くではありません。)事が、プロの反訳者としての必須条件」と伝えています。

書き起こしで30年選ばれているメディアJだからこそ

最近は、書き起こしのソフトも普及してきて、反訳の未経験者或いは数年反訳作業をしたという人が、反訳事務所を立ち上げる
方もおられます。
反訳者として生計を立てるとなると、当然反訳作業の報酬として依頼者様から大切なお金を頂戴する訳です。

設立する時の事業資金、初期投資が他の仕事よりも少なくて済む。物販のようにたくさんの在庫を抱えなくてはならないといったリスクが少ないのは、反訳会社の特徴です。
ですから、初期投資の少ない反訳事務所を立ち上げる方も増えて来たと聞いております。

しかし、書き起こしを30年してきた私から言いますと、お客様から満足の得られる反訳は、そんな簡単なものではありません。前述しました通り、●が多いとか、書き起こした内容が異なるようでは話になりません。

文字の書き起こしは、私達人間がコミュニケーションを取る動物、そして視覚、聴覚から情報を得て成長する、社会生活を送る動物である以上、無くてはならないコミュニケーションツールであると考えます。

これからも、反訳会社の先駆者、プロの反訳者として日夜研鑽してまいります。

株式会社メディアJ    代表取締役  安原千尋

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