◎熊本地震を経験して
ごくごく日常的な普通の夜を家族と家で過ごし、
明日は土曜でゆっくり寝ていられると眠りについたある日の深夜、
激しい揺れで目が覚めた。
脅えている犬を抱き、ええ？と思っているうち、 すぐに停電になり、何も見えなくなった。
それでも収まらない揺れ揺れ揺れ。。。
聞こえてくるのは、家中の様々な物が落ちたり、倒れたりして 壊れる音だけ。
家族がそれぞれ呼び合う。
娘が本棚の下敷きになっていたが幸い怪我はなかった。
真っ暗な家の中にいても危険だ、とりあえず外に。。。
車の中で聞いたラジオ、テレビで何が起きたのか分かった。
そう、熊本地震！
まさか、まさか、 自分の住んでいる街が被災地と呼ばれる場所になるとは予想もしなかった。
車中で過ごし、空が明るくなった頃、家の中に入ると、すべての物が散乱し、ガラス類が危険な状態だった。
そして、そのまま土足で入ってみた。。。
何より一番ホッとしたのは、パソコンが無事だったことと、
仕掛り中の仕事はちょうど持っていなかった。
安原社長からも、すぐにメールが来て心配していただいた。
あれから４カ月が過ぎ、壊れたまま放置されていた街の中のいろいろなものも
少しずつ片付けられ、復旧工事も始まっている。
会社の家屋が壊れ、職場に苦労をしている友人もいる中で、
このテープ起こしは、PCとネットがあれできる仕事なので、
ありがたいと改めて思う。
みんなに熊本を応援していただいたお返しとして
ささやかな自分もでできることとして
より一層、今後もいい仕事をしたいと思っている。
震災後、ずうっと閉店していた近所のテナントも入っている大型量販店の
スーパー部門だけが先日オープンしたんです。
何だか復興してきているという気持ちとかがあって嬉しくて、オーブンして直ぐに買い物に行きました。
すると、店内からは元気な明るい声で
「お待たせしました、やっとオープンしました！」と私やその他のお客様に声をかけきた男性がいて。。。。
どこかで聞いたことのある声だな～と思ったら、その大型量販店の社長さんでした！！
私は、年に数回行われる、ここ大型量販店の打ち合わせなど、会議録反訳担当で社長さんの声は良く聞いていますから声のトーンや話し方で直ぐにわかりたした。でも、
まさか、その社長さんに『社長さんの声、私は知ってます』なんて言えませんけどね。（笑）
「オープンしてうれしいです！」と私も答えて、ちょっとお話しちゃった！
こんな偶然あるんですね～！と安原社長に報告したくなり、思わずメールです。
