№1 アメリカ在住テレワーク反訳スタッフWより

アメリカの感染者数

アメリカ在住のメディアJのテレワーク反訳スタッフWです。

アメリカの感染者数は4月7日現在で36万7,758人、死者が1万人を超えました。

8州を除いてすべての州でのStay-at-home order/Shelter-in-place order

日本が発令した緊急事態宣言と同等にあたるものかは分からないですが、
こちらでは、Stay-at-home orderもしくはShelter-in-place orderと呼ばれるものが出されています。
文字通り、「家にいろ、外出はするな」というものなのですが、
食料品店、薬局、病院、ユティリティ―局(水道・電気・ガスなど)、配達業、銀行、政府機関は通常運転です。
つまり、生活に必要なものを調達する行動には制限がかかっていませんが、
映画、モール、美容院のような娯楽施設に関してはビジネスはストップしています。
外のランニングや近所でペットの散歩をするのは大丈夫ですが、地域の公園などはクローズしています。

LINEでもお伝えしましたが、
8州を除いてすべての州でこのStay-at-home order、Shelter-in-place orderが州知事によって出されています。
トランプ大統領は、まだ全米に効力をもつナショナルロックダウンは出していません。
理由は感染者数が少ないから、日本の安倍総理と同じですね。(泣)

アメリカの学校

アメリカの学校のほとんどの州が5月末に卒業式で、
2カ月ほどの夏休みを経て8月に入学式ですが、
私の住むジョージアでは3月中旬から休校を決めましたが、
結局再開することなく今学年は終了となりました。

娘がちょうど中学最後の年で、卒業式やフォーマルダンスなどイベントもすべてなくなってしまい、
高校で別々になる友達に会えないと悔しがっていました。
子どもたちは、休校が決まってから友達とは全く会えていません。
遊ぼうって連絡が来ることもなければ、こちらからそういう連絡もしません。
電話やフェイスタイム、オンラインゲームで毎日のように話はしていますが…

アメリカの企業・飲食店など

こちらでは多くの人が危機感を持って、意識して行動しているように思います。
大手企業の対応の仕方も私たちの危機管理意識を刺激しているように思います。
24時間営業のお店は、夜間営業をやめて、その時間を店内の消毒作業に回したり、
高齢者優先利用の時間帯を設けたり、
1回で入店できる客の人数を制限したり、
レジ前には2メートル間隔に印が付けられて密着を防ぐ対策などしています。

レストランは、早い段階から店内を閉めテイクアウトオンリーになりました。
ファーストフード店のようにテイクアウト専用の窓がないところは車まで持ってきますし、
現金の支払いによる接触を防ぐため、カード支払いのみ受け付けるところも出てきています。
私たちも買い物をしたら、すべての商品を除菌シートで拭いています。

ビジネス提供者側からの対応が出てくると、
消費者の意識も変わらざるを得ないような気がします。
今度の外出時に添付できそうな写メなど撮ってきますので、
写メは次回に送付します!
Stay healthy!

Image by igormattio from Pixabay

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